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リングにかけろ [り]


リングにかけろ 全15巻 (コミック文庫)

リングにかけろ 全15巻 (コミック文庫)

  • 作者: 車田 正美
  • 出版社/メーカー:
  • メディア: 文庫



週刊少年ジャンプ連載作品  著/車田正美

往年のジャンプの看板作品そのため内容もWiki:リングにかけろに詳しい

おっさんの私がぎりっぎりジャンプで読んだことがある その時の連載号が確かオール4色(いわゆる全ページカラーだった)のを覚えてる 剣崎と高嶺の世界戦の回だったなぁ
子供のころに兄が買ってたやつだったんでかなりうろ覚えだけど

継父の家庭内暴力から逃れ 姉:高嶺菊と弟:高嶺竜児が上京し実父と同じプロボクサーを目指すボクシング漫画だがボクシングのリアリティはない

最初はあったのかもしれないが私は剣崎が治療でアメリカへ旅立つシーンからしか読んでないんで当初の部分は未だに未読だったりする なので日本ジュニアとして世界戦を戦うチームメイトでありライバルでもある剣崎との出会いはしらない

スーパーブローの撃ち合い現実感がないが そもそも中学生なんだよね この話の登場人物たち・・・その辺からそもそもオカシイ

全国大会編の埼玉代表への偵察を石松と行ったときに中学生なのにキッスのメイクでロックバンド組んでるやつがいたりとかしてたもんな
(ガキだったんで知らんかったけどあれが洋楽のキッスのメイクだと知ったのはずいぶん後になってからだった)


主人公の高嶺竜児に財閥の御曹司で天才の剣崎順、全国大会で登場した越後の若武者:河井武士、京都のいぶし銀:志那虎 一城、 千葉のケンカチャンピオン:香取石松の5人で戦う日米決戦あたりから現実離れしては来たけれど漫画としては面白くなっていった

当時のジャンプコミックスの巻末にはファンレターの内容や他の作家の推薦文みたいなものが掲載されていたのだが確か小林よしのり氏のコメントで「父ちゃん母ちゃんでやってた頃はダサかったが突然~」というのが載っていてそれがスーパーブローを用いた展開だったのだが 現実味がなくても確かに面白かった(子供だった私には)



世界大会編で各国のライバルたちとスーパーブローを打ちあって戦い、1敗もしない完全勝利をするのだがその時の対ドイツ戦で日本ジュニアのスーパーブローを物理公式で解説・攻略してたのが印象に残ってる

そういやジャンプコミックスのドイツ戦が収録された巻の扉絵がスコルピオンだったかヘルガだったかが女体化して裸でサスペンダーしてた扉絵があって子供心にエロさを感じたもんだったがつい最近あの絵は元ネタが存在したと知りました

コークスクリューフック(ブーメランスクウェア)で人間が回転してるわ ギャラクティカマグナムでは原理不明で爆発をバックに相手がリングから会場の外へぶっ飛ぶわ エライことになってましたわ
思い返すとギャクティカマグナムを打った絵ってパンチってよりはピッチャーが投球したみたいなフォームだったけどあれはルール上どうなんだろう

世界大会の決勝相手ギリシャとの関わりから ギリシャ12神へ突入
世界大会で戦ったライバルたちが協力に加わる熱い展開に加え、剣崎以外はニューブローを完成させる
ただしそのお披露目は竜児のテリオス以外は12神戦の一度だけ
(河合、志那虎、香取の3人はボクシングから離れることになるし・)

更にその大将戦 ゼウス戦でカイザーナックルの所有者が竜児になったことからカイザーナックルを求める阿修羅一族との戦いへ

12神戦以降はボクシングでなく単なる私闘なんだよね

阿修羅一族編は後の聖闘士星矢の12宮戦の元とになっている 本作では~門となっておりその門番と戦うことになっていた

それが終わってようやくボクサーとしてライバルの剣崎との戦いへ動き出す

剣崎は実家の財閥の後ろ盾もあってデビュー線が世界タイトルタイトルマッチ

その1年後プロになった竜児は初戦にして剣崎と戦い 双方がそれが最後の試合となる

決勝戦の朝 互いに握手を交わして会場に入り、かつてのチームメイト 石松 支那虎 河合 そして剣崎順の弟:シャドウ総帥(殉)は各々のセコンドにつく

世界大会で対戦したライバルや阿修羅一族、ギリシャ12神も観戦に訪れ既に歴戦でダメージが蓄積された2人は互いのスーパーブローで更に命を削り、最後のダブルノックダウンの後 テンカウント内に立ちあがったのは竜児

試合の後 新婦:菊の待つ教会へ剣崎と竜二が現れる
遅れてやってきた石松たちに神父は「これほど幸せそうな人たちは見たことがない 3人の命は鮮やかに昇華したのだ」っていってたんたがあれはどういう意味だったんだろう?
ガキの頃に読んだとき昇華って聞いて3人とも死んだってこと?って思ったんだけど(石松たちは泣いてたし)
でも既に身体が限界だった2人はともかく菊が死ぬのはおかしいし あれはどういう意味だったんでしょ?

続編のリンかけ2じゃ2人が死んだあとに菊が麟童と竜童を産んでるわけだしね・

そういや世界大会のあと 日本ジュニアが仮死状態になってた時のラテン語だかギリシャ語だかの言葉がわからんままだし あの時なぜ影腹切ってたのかも不明
田丸氏がアルプス伝説でネタにしてたけど12神戦の竜児対ポセイドンにおいて「テリオスとはあの・・・」ってなんやねん




石松はムードメーカーで動かしやすかったのか主役各の剣崎、竜児の2人についで出番が多い

世界タイトルマッチを前にTVで菊にプロポーズした剣崎に挑み、その後 失恋と同時に竜児や剣崎に力が及ばないこと自覚してボクシングから身を引くことを大泣きしながら竜児に伝える泥くさいところが共感できた

ちなみにリンかけ2では漁師をしており剣崎と菊の息子:麟童の名付け親であり後見人となっていた
麟童のハリケーンボルト習得特訓後に息を引き取ることになる

確かイメージアルバムが発売されておりその中の「青春ジャングル」って曲を聞いたことがあるがあんまりイメージとは合わなかったなあ


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