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めたもる伊助 [め]


めたもる伊介 1 (コンプコミックス)

めたもる伊介 1 (コンプコミックス)

  • 作者: 中津 賢也
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1990/08
  • メディア: 単行本




著/中津賢也  コンプ連載

江戸時代あたりを題材にしたコメディ漫画

二巻作家と揶揄される中津氏の通りこれも全2巻 ただし単行本化されたのが「二巻分まで」ということで未収録分の掲載があるのだが数が少ないせいか 連載誌のコンプが休刊(廃刊)したせいなのかは不明

同じコンプで人気作であったライや魔狼王疾風伝は電撃系のGaoに移って連載継続したがこれは打ち切られたまま?だったかな コンプの最終号を読んでないので未完のままだったのか一応の完結にこぎつけたのかは不明


内容はタイトルから推察できるもので主人公の伊助は変身能力(メタモルフォーゼ)を有しており、その力を使って長屋の仲間達と騒動を起こしながら暮らす物語

氏のほかの作品もそうだけど やたら女性化しては裸体になるシーンも多かったのだがあんまりというか全然エロくはなかったな

伊助の変身体質を直すために方法を求めて旅していた母親が登場する回を経て 伊助と同じ変身能力を持つ褐色の肌の女の子が登場

登場の場所が海だったんで日焼けで肌が褐色? 伊助のように自在に変身できるわけでなく海坊主のような姿への変身しかできなかったはず

新たなレギュラーが増えた後、伊助たち変身能力を持つ人間がどうやってできたのかが明かされるエピソードの最中で二巻が終わってたかな ずいぶん前に手放したんでうろ覚え

確かその原因はある藩が水虫の治療で開発した薬を偶然内服したところ身ごもっていた子供が変身能力を身につけたことが発端となり、藩の力を強化するために人体実験の投薬を繰り返した結果にできたのが伊助たちっていう割とシリアス展開

その上、藩の刺客から温泉に入りながら伝えられたのは 実は変身能力だけでなく無機物を取り込むことができる能力があり、丸腰での入浴のはずが腕から刀が飛び出し伊助に向けられたところでおわってた

電子書籍でいいからもう一度読んでみたいけど不人気作品だから電子化されてないわなぁ


ブックオフじゃもうコンプコミックス自体を見ることが無いし こういったときに頼りになるamazonのマケプレでも一巻しかない



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メタルハンターズD [め]


メタルハンターズ・D 1 (希望コミックス)

メタルハンターズ・D 1 (希望コミックス)

  • 作者: たがみ よしひさ
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 1994/10
  • メディア: コミック




著/たがみよしひさ

近未来アクションもの  全3巻既読

メタルハンターズDの画像を探す


シリアスな展開なためか滅日やペッパー同様に全編8頭身で描かれてる

地上の上に作られた近未来都市が舞台

地上にも人は住んでるが空気が汚く、流通貨幣の価値も異なっている地上から上の世界には行くことはできず別世界となっている
途中戦闘で地上へ墜落したことで描写されてる程度でメインの舞台ではない

バイクレーサーの久我那允(くが だいん)は事故により左目と左腕を失う

レーサーをできなくなった那允に接触してきたのは間野という人物 2階世界の新都を支配する3つの大企業グループの一つDAINOの私設軍 D機関へのスカウトだった

これが作品タイトルにもなっている

手首から先を飛ばして操れるなどの高性能の義手を与えられたことに対して同棲している恋人とともに訝る那允だが レースの事故原因だったことも含め企業間の争いにより恋人も失う

D機関に所属した那允はDAINOの関係者の保護や間野のかつての仲間ボルコフ(だったかな 名前忘れた)の救出、新たなD機関の構成員の補充テストなどを経て非合法組織の軍の一人として戦っていく

Dの中で欠かせないメンバーとなった那允だが 心の安定を欠くようになり間野は機関の所属技術者の博士にかつての恋人のクローン制作を依頼
(結局そのクローンはでてこなかったかな 作成したクローン体から頭部(脳)は取り出してるような描写があったが)


戦いの中で新都から地上へ落ちた那允は記憶を喪失し、かつての恋人に生き写しの女性に介抱される

地上から新都に戻った那允に博士から知らされたのはかつての恋人も介抱してくれた地上の女性もクローン技術により生み出された存在であること、さらに那允自身にも関係していた

博士が那允の遺伝子を調べたところ間野、ボルコフについても比較したいといっていたがそのあたりは詳しくは明かされていない

少なくとも間野もボルコフもクローンで互いと同質の存在が警察組織に所属しており 非合法な組織であるD機関と敵対することとなる

そしてDAINO、ビズ、ドットス(確かこんな企業名だったと思うが間違ってるかも)の大企業は争いを止めて手を組み、地上の上に新都があるように新都の上に新新都を立て自分たちだけが住むことを計画

手を組むことになって邪魔者になったD機関はしっぽ切りとなり警察組織へ売られ、警察組織の新装備のデモンストレーションを兼ねた戦いとなるところ物語は終わる


クローンが出てくるあたりで同じ顔の登場人物が出てくるのでちょっと混乱

間野が警察に居る自らのクローンの日比野に対して「同質であっても同一ではない」と言っていたのが印象に残ってる


もう一度読み返したいけどこれもマイナー作品なんでネットはともかく中古本屋では見かけない




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めんたるダイバー [め]


めんたるダイバー 全4巻完結 [マーケットプレイスコミックセット]

めんたるダイバー 全4巻完結 [マーケットプレイスコミックセット]

  • 作者: こやま基夫
  • 出版社/メーカー: アスキー
  • メディア: コミック





著/こやま基夫  月刊アスキーコミック連載(そんなんあったけ?)


人の精神に侵入できるダイブ能力をもつサイコダイバーをネタにしたコミック
また 主人公二人の脳波が完全同調して生まれる超人格 アニマ・アニムスがサイコダイブを悪用する組織を打ちのめすのが主なストーリー


主人公は
世界頭脳基金で働くホウキ頭の男 眠田(ねぶた)明 (16)
千堂グループ創始者の孫 中学生 千堂まなみ (14)の二人


敵は犯罪結社 ナイト・メア  主にアニマ・アニムスをしている幻夢




まなみの原因不明の昏睡でよばれた世界頭脳基金のプロフェッサー尾頭
ナイトメア猫夢によるブレインジャックの疑いにより 世界頭脳基金所属のサイコダイバー明がいやいやながらダイブさせされるも精神世界内での戦い方を知らない明は逃げる一方
精神世界内に閉じ込められたまなみも同じサイコダイバーとわかり「二人は同じ」と意識したところで融合超人格のアニマ・アニムスが出現

以後 ブレインジャック事件に明 まなみの二人が強靭な精神を持つ超人格アニマ・アニムスになることで解決していく展開



各話のタイトルは全部 「~夢}となっており その~夢がその回に登場するサイコダイバー またはダイバーが精神世界でとる姿:イドノイドの名前となっている

ほかにもコンピュータの電子頭脳からの問いや、現在の人間には扱いが危険なエネルギー理論の封印、突然ダイブ能力を持ってしまったしがない中年の顛末など戦いがあるもあり

最終巻では世界頭脳基金の裏や猫夢と幻夢の人格融合によるドグラ・マグラが登場

ドグラ・マグラを打ち破った後 ナイト・メアの首領が登場
すでに体も失い精神だけで生きる中世の十字軍参加者のサイコダイバーとの戦いとなる

決着後 明とまなみは意識の深層にもぐり、人の進化の過程にあったほかの生物たちを見てアニマ・アニムスより教授を受け アニマ・アニムスは去る(人格融合はしなくなる)

未来での再会を思って終了~

元のアスキーコミックス以外に大都社のハードコミックスより全2巻で再発売されたのかな?


めんたるダイバー (1) (Hard comics)


めんたるダイバー (2) (Hard comics)





amaozonには画像がないでアップ

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