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十~忍法魔界転生~ [さ]


十 ~忍法魔界転生~(1) (ヤンマガKCスペシャル)

十 ~忍法魔界転生~(1) (ヤンマガKCスペシャル)

  • 作者: せがわ まさき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/02/06
  • メディア: コミック




原作/山田風太郎  漫画/せがわまさき

山田風太郎の小説:魔界転生をコミカライズした作品

かなり前になるが石川賢の描き下ろし上下巻の単行本を兄が持っていたので読んだことがあるが 子供の頃にみた邦画の魔界転生との違いに面食らった覚えがある

原作は未だに読んだことがないのだが 本作は石川賢氏の作画の魔界転生はかなり異なる

あちらは描き下ろしゆえに長々と巻数を続けることが出来なかったと思われ、本作と比べると転生した魔界衆の事情とかはあまり詳しく描写されることもなかった

改めて思うとあの終わり方も山田風太郎っぽくなかったね とはいえ原作を読んでないので石川賢氏作画のコミカライズ作品の終わり方が原作に忠実だったかどうは知りませんが・

バジリスク~甲賀忍法帖~の時に先が気になって原作を読んでしまってからコミカライズの続きが楽しめなくなってしまい、ついでに柳生忍法帖も読んでしまったため後にコミカライズされたY十M~柳生忍法帖~も先を知っていたために面白く思えなかった

なので今回の魔界転生は原作を読まないまま単行本化されるのを楽しみに待つことにします

1巻では島原の乱のあと三万人以上が皆殺しとなったあと、森宗意軒の魔界転生の術により天草四郎時貞の再生を見た由比民部之介正雪と宮本武蔵

その7年後 柳生兵庫助利厳(隠居後は如雲斎)から物語は動き出す

労咳で余命幾許もない田宮坊太郎国宗と坊太郎を慕うお類を連れだって如雲斎の元に訪れた由比正雪 
その用向きはの坊太郎の故郷:四国丸亀へ帰ることもできないほど弱った坊太郎とお類のために合歓の褥を借りるため  
しかしその実態はすでに坊太郎の魔界転生と60を超えた如雲斎にその様を見せるため
正雪のいうとおり一月後、お類の身体を破り魔人となった坊太郎が新生する

そして宮本武蔵が死を前にしていることとその場所、自らの師がそこにいることを伝えて坊太郎を連れて去っていく

如雲斎は正雪から聞いた熊本に赴き、森意宗軒とすでに死んだはずの天草四郎と対面、更に死を前にした状況で魔界転生の術を受ける武蔵を目にする

次の舞台は東海道
女連れで旅をする宝蔵院胤舜

転生を誘うために絡んでくる天草四郎に簡単に熱くなる胤舜だが四郎と共にいるのが荒木又右衛門と聞いて
8年前に死んだはずと訝るのだが・・・

ってところでお終い

主人公?の柳生十兵衛は一巻では登場しませんが転生衆のバックボーンが描かれるのが先でしょうか




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