釣りキチ三平 [つ]
著/矢口高雄 週刊マガジン連載作品
作品詳細はWiki:釣りキチ三平参照
言わずと知れた釣り漫画の金字塔 なんだけどそう思ってるのは当時を知ってるおっさん世代だけかも・
そもそもおっさんと自覚してる私でも実際に連載してた頃は知らないもんな
プラレス3四郎とかハイスクール奇面組とかの頃は既に連載は終了してたみたいだし その当時に兄が持っていたコミックスを読んだことがあるけど巻数は虫食いで読んだし全体を通して知ってるエピソードは3/4ほど
物語の結末を知ったのは~編っていう分厚いのが出ててからだった
Wikiに原作のマガジンコミックスの巻数と収録内容がまとめられており、そのエピソードをみると今なお全部は読んでなかったみたいで釣犬ハチ公とかブルーマーリン編とか内容しらないや
読んだのが子供の頃だっただから 真面目な釣りのエピソードよりタキタロウとかアリゲーターガーみたいな怪魚編や青ブナとかイトウ、アカメ、夜に釣る化け物イワナ、魚紳との出会いとなった巨ゴイとかの大物釣りのものに興味を引かれてそっちばっかり繰り返し呼んでたっけ そういや指きり魚とかウロコが透き通って内臓が透けて見えるフナのエピソードもあったね
あ~~なんかこの頃の釣りキチ三平のエピソード思い返しが始まると次々出てくる
湖面に落ちた蝉を食べるブラウントラウトとか「小さなビッグゲーム」と称して外人にタナゴ釣らしたりとか・
釣りだけじゃなくて岩を叩いて気絶させるガッチン漁とかドゥを使ってウナギを取ったりとか、川に葦で作った関で魚をとったりとかの漁法なんかも取り上げられてましたね
ムツゴロウの回で知ったムツかけは本当にある漁なんだと感心したっけ
巻数によってコミックスの厚さが違ってたことも覚えてる 時折三平とは違う話が巻末にあったかな ハム無線の仲間でキャンプに行った話があったような気がする
今でもハム無線ってあるのかな・
今の子供にゃ受けないのか釣りの漫画って漫画雑誌のジャンルでは見かけないけど そのせいもあってか連載終了から30年近く経っても釣り漫画のジャンルじゃ本作品しか頭に浮かばない
本作が釣り漫画のジャンルとして「出来すぎて」いたために後続作品が出てこないのかもしれません
最終エピソードでは祖父一平が老衰で死亡、その葬儀に駆けつけた魚紳により一平からの依頼で記憶を失っていた三平の父に接触していたことが明かされる その後 釣り仲間と共に東京で行進して釣りキチたちの要望「もっと魚を釣りたい」っていう主張をして終わってた
その後 平成版釣りキチ三平が連載されクニマスが一平により誰にも知られていない沢で息づいているエピソードが書かれていたが その後本当にクニマスが今もなお絶滅せずに存在していたことがさかなクンにより明かされたのにはちょっとびっくり
魚紳とその父母との再会時に同じキャラ構図でバックが春夏秋冬になってる演出があったけどコンパイラでパロってたね
カジキ釣りとかフライフィッシングなんかも取り上げられたけど日本の釣りが多かったのに海外でも人気があったってのは意外
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