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新刊雑感 バロック5巻 [続巻雑感]


BAROQUE ~バロック~(5) (シリウスKC)

BAROQUE ~バロック~(5) (シリウスKC)

  • 作者: 小川 彌生
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/02/13
  • メディア: コミック





表紙の主人公 温は中扉で同じく温が表紙の自分に弁解してるので今巻の展開にあった「温の体に入ったトランス」が表紙になってるんだろう


4巻の終わりからいきなり話が飛んでます

温の精神を電脳世界に移した世界で状況が理解できないままの温と温に今の状況を説明する少年のノイ

少年が登場したのは4巻の最後の話でドクターに透過者として作られた人間としてだったが 今はノイの精神の容れものとなっている

そしてノイと名乗っているがその精神は四巻までドクターと呼ばれていた人物


トランス、ミーアが温を取り戻す過程でなぜ今の状態になったかが説明される

温の精神を電脳世界に移さねばならないのは現実世界の温の体が左腕がちぎれ、骨折二か所、肺もつぶれ、まぶたも修復されていない瀕死の状態であるため


そもそもその状態になったのは精神だけの神 ヌルがエーリアスの体を乗っ取ろうとした際に防御反応として周りをふっ飛ばしたに巻き込まれたため、さらに世界の融合まで更に進む事態を引き起こしている


その防御反応を引き起こしたのはアウララピスという物質

アウララピスとはトランスやミーアの体内で生成される物質で神々の一族が肉体をもつと生成されるもの
トランスと敵対する精神だけで生きているヌルも同じ神々の一族のため肉体を持てば体内に生成される

その力のせいで普通の肉体では耐え切れないこと、片方の世界にしか存在しない「透過者」を人工的に作った体では短命、自然発生の透過者である温さえも使えないことから精神しかないヌルが受肉するためにはトランスかミーアの体が必要であるために欲っしていることがわかる

ミーアの防御反応の際にトランスががアウララピスを使って結界を張ったためバロック公国の面々も体をもったまま温の世界に来ている

ノイのアジトからミーアが温の体を奪還、再生させるが意識がないため 同行しているヒジューの精神を温に移して移動させようとするも大失敗

トランスの体に温の精神、温の体にトランスが入る事態となってしまう

しかしアウララピスの力を受けて死にかけた際に自らの力も発現したため 力を使いこなすことと調整も兼ねてトランスの肉体に入ったまま生活することに

さらにヌルは女性型の人形に精神を映して学校に現れ トランス(中は温)と一戦交える

退けたものの両方の世界を安定させるにはどうすればいいのか? すでにトランスの転生でどうにかなるというわけにはいかなくなり、方法はひとつ あとは時期を見誤らぬだけ・    (らしい)


次が最後?


小川 彌生のHP

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