シャイナ・ダルク ~黒き月の王と蒼碧の月の姫君~ [し]
原作/中山 文十郎 作画/緋賀 ゆかり
元は電撃帝王での連載 確か電撃帝王の休刊に伴う最後でシャイナ・ダルクの建国宣言で終わっていたのでこれで終わりと思っていたら電撃大王に移って連載してた (コミックスになるまで知らなかった)
それほどメジャーな作品でも人気作品でもなかったと思うんだがWiki:シャイナ・ダルクに記事あり
物語世界の冒頭 言い伝えの通り魔王と魔王の居城(島):シャイナ・ダルクが復活
世界の国から魔王への貢物として2人の王女や千人以上の女性たちがシャイナ・ダルクに送られてくる
「魔王」との対面で緊張する2人の王女が見た魔王とは?
単なる昼行灯ってな感じで始まる
魔王に付きまとう幼女マーブルや金が無いので島にあるダンジョンにもぐって金貨を稼ぐなどほのぼのしたところがありつつ、魔王に送られた女性たちは いくら故郷へ帰ることができてもシャイナ・ダルクに送られたという経緯から居場所はなくなってるなど重いところもあるのでちょっとアンバランス
メインの登場人物である魔王に送られた2人の姫 ヴァンサーブル帝国第四皇女のガレット、エストグロリア王国の第十三王位継承者のクリスティナにしても生贄に託けた「厄介払い」
しかも魔王もその人格には関係なく「魔王」であること 勇者に倒されても復活することから世界のシステムとして魔王であるような節もあり物語は実は結構シリアス
世界のシステムとしての魔王ってラノベの「いちばんうしろの大魔王
」を思い出す
結局タイトルにもなってるこの2人の姫はシャイナ・ダルクの代表みたいな位置にいるけど特に魔王の妻とかにはならなかった(と思うんだがうろ覚え)
魔王は肖像画に描かれた過去の想い人がいるようだったし
4巻で次の勇者(見た目どうみても悪役)が登場したところで連載は終了
たぶん続きはないだろうなあ
不人気だと思ってたらフィギュアがでてたみたい
コメント 0