オイレンシュピーゲル [お]
月刊コミックシリウス連載 原作/沖方 丁 漫画/二階堂ヒカル
5巻まで既読
Wiki:シュピーゲル・シリーズ
オイレンシュピーゲルの画像を探す
シリウスは本作が連載される前から怪物王女を読んでいたので最初から目にはしていたのだが どうにもガンアクションと少女ってのが好きになれないんで読み飛ばしていた
タイトルも「オレインシュ ピーゲル」だと字の並びも切る場所も勘違いしたままだったな 改めてちゃんとみたらオイレン シュピーゲルで区切るのはシュピーゲルのところなんですね
原作者の沖方丁氏も名前はカオスレギオンを買いていた人だと知っていたけど読んだことなかったし、一年前まだ島田紳助氏が深イイ話の司会をしていたときに本作の作者が出演しており(このときは直木賞ノミネート作家としての紹介だったかな) こんな人がラノベ書いてるかを思っていたのだが結局それ以後も読まないまま
最近 ¥105コーナーにあったんで途中まで読んでみたのだがそれまで別に原作として先に文庫が刊行されていたことを今までまったく知らなかった
原作小説は読んだことがないが原作の既刊分が4巻しかないのでコミカライズはじっくり描写されてるのかな
カバーとカバー下はイラストがちょっと違ってる
犬が3つ(犇めくのようにならべて)でケルベロスと読む 特殊転送式強襲機甲義肢を与えられた機械化児童 3人で構成されたMPB遊撃小隊の活躍を描いたアクション?コミック
舞台は2016年 2500万人び人口を持つ国際都市ミリオポリス
少子高齢化の人材不足で11歳以上の市民に労働の金利が与えらたこと、障害のある児童には無償で機械化された体が与えられること 凶悪犯罪に対してそして軍部の天下り先として治安維持に対する兵科が作られた 二つのことが結びつき未成年の児童が機械化された義肢兵器を使って凶悪犯と戦うこととなる設定
ケルベロス所属の小隊員は黒犬こと涼月・ディードリッヒ・シュツツ、紅犬こと陽炎・サビーネ・クルツリンガー、白犬こと夕霧・クニグモンデ・モレンツのいずれも14歳
兵装を転送する接続官も吹雪・ペーター・シュライヒャー(14)だし 戦うことにはる犯罪者も含めて日本との混血ばかりのような・
折角 オーストリアなのにね でも転送で兵器を装着するほどのテクノロジーがあるわりには設定年代が2016と現代を近すぎる・・・
1巻メインは涼月 いいように権力者に使われて犯罪者となったオットー・千代田・ワイニンガー逮捕と涼月が機械の義肢を得ることとなった過去
2巻メインはスナイパーの陽炎 彼女の過去と父親にまつわる事件
3巻メインはワイヤー使いの夕霧(一巻からワイヤーで戦っていたけどずっと歌いながらだったんで音声が兵器だと思ってた) 夕霧及びケルベロスを逆恨みした犯罪者集団と地下運河での戦闘 暗闇を恐れる夕霧の過去が語られる
4巻からは主人公たち3人のエピソードが一回りしたことで新たな展開
これまでの犯罪者たちに供与されていた兵器がプリンチップ社でありことからケルベロスが狙われていたと判断するMPB そして現戦力ではプリンチップ社製兵器に対抗できるのはケルベロス小隊だけと確認
しかしプリンチップ社製の兵器を持った敵との交戦は4巻ではなし
非番で各々の休日を過ごした後 デモの最中に殺人予告が入り 対象の保護で出動するケルベロス
その中 ロシアの人工衛星が頭上を掠めて落下してくる
落下した人工衛星は街の治安とは関係ないはずだが何故か現場に派遣されるMPB そこにいたのはMPBと同じく特甲児童を有するミリオポリス公安機動隊MSS
ロシアの落下人工衛星の部品強奪を阻止を目的に派遣されたものの事件の裏にキナくささを感じる面々
そんななか当のロシアから派遣された特務官ユーリーと現場をめぐって争うが上司の連絡で人工衛星の部品はユーリーが回収
しかしすでに主要部品は持ち去られていたことからそれらの回収の任も負ったユーリーから涼月へ協力依頼がくることに・
というところまでは読みました
萌える展開はありません 先天性の事情で義肢となり一度親から見離された涼月や五体満足で生まれはしたが事情で機甲義肢となった陽炎と夕霧などちょっと重い
超少子高齢化で児童の労働「権利」という名の下に労働人口へ組み入れられている社会であることから 既得権益や子供を就労させることで甘い汁を吸ってる醜悪なジジイが出てくる展開なのかと思ったら今のところドンパチがメイン
主人公たちはともかくそのほかの大人たちをもうちょい丁寧な作画をして欲しいところかな 先はたぶんシリウスでしか読まないと思われ・・・
コメント 0