地獄の家 [し]
アフタヌーン連載作品 著/GONTA 今は王欣太(キングゴンタ)
月刊アフタヌーン連載作品 全5巻
ああっ女神さまっを目当てにアフタヌーンを読み始めたときに連載を開始されて 画のアクが強くて多国籍な感じが印象強かったのが「トーマ」 そのあとに同じアフタヌーンで連載されたのが本作
その存在力が強すぎる俳優(怪優?) 北はろう(しばらく読んでないので名前はかなりうろ覚え )
その家族は後妻の妻と息子のキョウイチ(漢字忘れた・・・)
父親の大きさに反発するキョウイチと隣に住む同じ俳優一家との関係が序盤となっており、芸能界に入っていない俳優一家の末娘を抱いたことで 両家の家族、家族間の関係はこじれていく
はるおの妻は元ソープ嬢で 俳優一家の末娘を抱いたことでどう責任をとる?と言われて「なら結婚しよう」というはるおにプライドを折られ 義理とはいえ息子のキョウイチと関係をもってしまう
その様がタイトルの「地獄」だと思っていたのだが更にカンヌを撮った女流監督、やけっぱちになって拘置所に送られたキョウイチが出会ったその姉の登場で更にこじれていく
隣の俳優一家は女流監督に内面を暴かれる
夫ははるおへのリスペクト、妻は浮気、長男は隠し子、次男はホモ、末娘は痴漢にあって悦んでいるところを映像作品として見せられ心を折られて映画への出演することに
女流監督の姉は醜女ではあるがはろうと相対して引かないほどの胆力と一流のシナリオライターとしての能力を持つが キョウイチはその妹の女流監督に奪われて失意で去り、女流監督のもとで俳優として鍛えられたキョウイチだが 女流監督ははろうに籠絡され映画はキョウイチでなくはろうを主役にした映画に変えられる
女流監督とはろうのピロートークをうなだれていくキョウイチは自分がはろうの息子でなく前妻の不義の子であることをしり、映画完成のあとははろうの付き人として再出発する
元は感情を持たないキョウイチが約束に日までに感情を取り戻せば願いが叶うというストーリーの映画だったのがはろうを主人公にしてどういったストーリーに変わったのかは作中で語られいない
そのあたりまではまだよかったのだがその後 ヤクザとの抗争や電車内ではろうの妻が出産してそのヤクザの親分が赤ん坊を取り上げてはろうが今日から「ドン・ジョサンプだ」といって記念撮影で物語が終わるとか わけわからんことになってたな
なぜヤクザと抗争することになったのかがよく覚えてないせいでそう感じるかもしれない
もう一度読み直したいのだがブックオフにおいてないんだよね 古いせいかな
とりとめもなく思いだしてストーリー書き出してるから読んでる人は余計にわけわからんと思うけどすみません
筆で描かれていることもあり作画に迫力があったのだがトーマの方が面白かったなあ
今は文庫も出ている
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