魁! 男塾 [さ]
著/宮下あきら
作品詳細は Wiki:男塾 参照
週刊少年ジャンプ連載作品 今はジャンプコミックス絶版で文庫版が出ている
アニメ化されたがアレはなかなかの迷作だった
当初 男塾の概要を紹介する話 塾生に関する話(同級生や上級生)のあと他校?(そもそも高校ってくくりなのか?)との四凶殺を経て人数倍々の格闘漫画へ
まさか次世代続編の暁 男塾もまったく同じパターンを取るとはね そりゃ当時読んでた世代とは違うかもしれないけどあまりに似すぎなんじゃあ?
最初 技の解説の「民明書房 刊」の拳法の本って実在するんだと思ってた 今みたいにネットもなかったしね
さすがに途中でこんなもんねぇだろって思う拳法続出で作り物ってわかったけど
月光が視覚を使って戦っているのに(影慶のブーメランとか)実は盲目だったりとか、塾長の胸には藤堂兵衛に機銃で撃たれた銃痕があるはずなのに書かれてないとか 矛盾が多いのが男塾クオリティ
でも最初の男塾の授業内容の様子を描いたところからJを含めたメインが登場後、四凶殺、八連制覇あたりまでは強敵と戦っては命を落とし、実は死んでいなくて力強い味方として再登場する展開はお約束とはいえ子供の頃に読んだ時は燃えた
これといって特殊な拳法を習得してるわけでもないため雑魚っぽく見える富樫が四凶殺で「男塾万歳!」といって相打ちに持ち込んで落ちていくシーンにはキャラを「どう死んだか」でキャラクターの良さがでるもんだとおもったもんだ 実際には死んでるわけでもなかったし虎丸と一緒でどんどん「賑やかし」にしか過ぎなくなっていったわけだけどね
三号生との八連制覇戦まではまぁよかったんだけど 武器、武具がOKとなって天兆五輪では拳法の総本山との触れ込みだったガンダーラの面々の拳法が人形使いに猿使いに火吹きに兎使い・・・どこが拳法やねん!と・
それにてもそれら怪しげな拳法使いとの対戦で三面拳の雷電が「あれが噂に聞く~」 「知ってるのか雷電」という流れはなんでこんなに浸透してるんだろう? ラノベやコミックでもよくパロディで見かけるよなあ
連載時にファンロードってラポート発行の投稿をメインにした雑誌があり 男塾特集で散々矛盾を突っつかれたあと、ジャンプのあとがきで「今月のファンロードには笑ったぜ」ってなことを作者コメントに載せてたのを覚えてる
剣桃太郎の素性が語られないままだったので主人公でありながら謎の人のまま終わってしまった
藤堂兵衛をまっぷたつにしたところで終わってたら良かったのに後は蛇足な展開
北斗の拳のカイオウ編以後もそうだけど 編集に無理やり続けさせられたのか? でも北斗みたいには売れてない作品なんだど どうなんだろう
あの時代のジャンプは北斗、男塾、JOJOの筋肉祭りだった 今って格闘漫画であってもそんなムキムキの登場人物って出てこないな 刃牙を除いて・・
刃牙っていつまで続くんだろうか
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