砂漠の野球部 [さ]
週刊少年サンデー連載作品 著/コージィ城倉 全11巻 本誌で既読
スポ根コメディ漫画
当初は絵が荒くて雑な印象を受けたために古臭いという感じがしていたのだが読んでいくうちにこの作品の独特のノリと味はあの絵柄や美男美女が少ない、アクの強いキャラクター達があってこそだと思う。
Wikiを見ると作中にパロディがちりばめられていたようなのだが元ネタが古いせいか世代が違う私は気付かなかった。
そういやジャンプで連載していた「幕張」の中で「お口でいいならしてあげる、コージィ叶親」ってシーンがあったけどこの作者名をもじってたのかなあ。
最初は存続の危機を脱するために鳥取の私立の女子高校「オアシス学園高校」が県内の高校が最も少ないことから甲子園に最も近いとして視察先の相模大横浜中央高校から主人公たちを転入させることから始まる
個性が強く、コメディ色が強かったが進むうちに割と野球がメインになっていきましたね
意外とファンがいるのかWikiに各巻収録の内容が纏められてるので興味があればどうぞ
ただ本誌では主人公が指を負傷して血を流しながらの投球で予測のつかない軌道で投げることにより、かつての古巣、そして監督にひたすらバント指示を出させるしかない状況に追い込んで勝利したところで終わっていたが勝利のあとの喜びや後日のシーンもなかったのでやや尻切れっぽかったのだが増刊に後日談「砂漠の野球部 タイガー・ザ・グレート」が掲載されたようでそちらは未読
単行本には収録されているらしいのだが古いせいか古本屋で見ないんだよね。
作中で主人公のツッチーが身長が伸びたことで並以下の投手になった時に捕手であるマカオとの合宿シーンで倒れるなら前のめりで、って言ってたあたりでマカオってホントにカマだったのかって思ったのを覚えてる。
そういえばこの後に大相撲を舞台にしたホモなのかそう演じていたのかよくわからない横綱が主人公のぷにゃりんってのがあったけどあれはもっとコメディだったね
2014-02-24 22:07
nice!(4)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0