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雲にのる [く]


雲にのる 第1巻




著/本宮ひろ志 全6巻既読 

Wikiには記事が無いようで連載されていた雑誌は知りません。兄が持っていたのを読んでたんで

本宮作品に共通する破天荒な快男児が主人公だが舞台が現代と仏教世界

金剛力士の分身である吽仁王が雲の上を散歩していて不注意で飛行機事故を起こしてしまい、生き残っていた二人の兄妹が天界を舞台に活躍し、その兄弟の兄が地上世界で活躍する展開になっている。

事故の真相を人間に知らせるわけにもいかず、阿吽の両仁王に庇護されて暮らす主人公は般若との諍いを皮切りに鴻鵠を起こして天界を回り、帝釈天に目をつけられて地獄などを回るうちに仏の相を表しながら妹がいる須弥山を目指す。

地上の兄はばすう仙人を目撃したりと天界の存在を確信するが周りからは距離を置かれるが後に恋人となる女性と共に巨大な須弥山を作り天界へのアプローチを試みる
ちなみにこの兄は普段はぼさぼさ髪のぐるぐるメガネだが実際には大金持ちの息子で正装するとイケメンっというパターン

主人公は鴻鵠の血を吸う虱と語らったり、四魔のために花嫁を探しにいったり、生者でありながら地獄にいって大混乱を引き起こしたりしてたな。 
確か四魔と会う前にはヒロインが登場して本宮作品らしくセックスシーンが描かれた後べたぼれになってたけど誰だったのか思い出せない。

須弥山に住まう三十三天は帝釈天の変化した姿でしかなく、主人公の須弥山到達を最後に防いだのは四天王の多聞天 その後、仏の三十三相が出たことで転輪聖王となって須弥山に上り妹と再会

天界と地上の両方で天変地異が起こる中、帝釈天はその役目として地上を消し去ろうとするが五智如来により選択を迫られた主人公は地上を守り、新たな世界の秩序(曼荼羅)を定める。それを見届けた如来は西方浄土へ旅立ち、主人公達兄妹は地上の大災害の中で長兄の子供として地上に生をうけて終わる。

ストーリーはよかったと思うんだけど阿修羅王って序盤から出てたわりに地獄で主人公に声掛けてただけだし、妹は帝釈天を寝取るような科白を吐いてたけど以後関係ない展開だったし。
それもなんで妹が弥勒菩薩になってたんかよくわからん。

ちなみにこれは天界での話なのでそれより上の世界の存在である明王や菩薩なんかは出てきません。いわゆる「天」だけですね。最後にだけ五智如来が出てきます。
そういや薬師如来は出てきませんが天界の防衛として眷属の12神将は出番はあったな。阿仁王に化けもん呼ばわりされてたけど。

本宮作品といえば赤竜王、天地を喰らう そんでコレくらいしか最後まで読んでないな。
サラリーマン金太郎は長くなり過て途中から読んでないし、それ以前のやつってタイトル名しか知らない。 そういや俺の空の前作の主人公の甥?だったかが活躍する三四郎編?ってのも読んでたけど前作と繋がってるところが多くて知ってないとコレ誰?って感じで読むのをやめたな。








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