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続巻雑感 十~忍法魔界転生~ 2 [続巻雑感]


十 ~忍法魔界転生~(2) (ヤングマガジンコミックス)

十 ~忍法魔界転生~(2) (ヤングマガジンコミックス)

  • 作者: せがわ まさき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/05/23
  • メディア: コミック




宝蔵院胤舜の続き

胤舜の前に現れた天草四郎と荒木又右衛門 戦いの前に女人絶ちをしている胤舜の前で交わり、その後の手合わせで忍法髪切丸で槍を折る四郎

負けて自分を切れという胤舜に又右衛門は死んだはずの自分が置かれていた生存の境遇を語り、更に槍を追ったのは女の髪でしかなく、それで鉄をも折ると説明された胤舜は自らの槍を更なる高みに上げられる誘惑に負け、魔界への転生を承諾。

天草四郎は転生への条件を整えるため胤瞬が女人に欲情しながらもそれを制することで高みを目指すために連れ立っていた女:佐奈を宗意軒の右手小指を使い、魔界転生のための忍体とした上で去っていく。あとは胤瞬の死期を待って交合するのみ。

場所は変わり江戸柳生屋敷の柳生但馬守宗矩 
息子の主膳宗冬に由比民部之介正雪の怪しい動きとその元を訪れる紀州大納言の徳川頼宣の動向に懸念を伝える宗矩。
その後 柳生邸を訪れたのは四郎たちがつれていた忍体の女を伴ってやってきた胤舜。
老い先短く、かめ腹(胃がん)を患っている宗矩に自分が体験した魔界衆の話を伝える胤舜。

本当に正雪邸を訪れているのかを確かめてるために出入りする籠を確認していた主膳。しかし籠から出てきたのは入道。主膳はあっさりと正体を見抜かれた上に破れ、尻に「尾」と刻まれる。

その所業から入道が尾張柳生の柳生如雲斎、その意図が透けて見える宗矩だが明日には死ぬと自覚している自分には如雲斎と戦うことは適わない。
 宗矩は江戸柳生への恥辱とそれを晴らせない焦燥、死を前にして自らの人生の悔いた末 胤舜が連れてやってきた四郎が連れていた忍体の女と交合し魔界へ転生を決意する。

目の前で転生のために交合する宗矩を見て、胤瞬は自らの腹を切り魔界への転生のために佐奈と交合する

二人の最後を看取った四郎、又右衛門は一ヶ月の転生を待つ

一ヵ月後、正雪邸の如雲斎は目の前に現れた忍体となった女たちから転生した二人を目撃する。

宗矩の転生に思わず切りかかる如雲斎だが転生直後の丸腰の相手に熨された挙句、尻に江戸柳生の「江」を刻まれる。
屈辱の中、正雪は人のままでは魔界衆には勝てぬこと、息子嫁に懸想していることまで透かされ、魔界への転生を了承する。

息子嫁を忍体とするために四郎と共に正雪邸を出る如雲斎と入れ替わりで訪れた紀州大納言。
正雪により大納言に引き合わされたのは森宗意軒。 謀反人としか認識していない宗意軒から天下を取れと唆されるシーンで終了



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