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九泉之島 [く]


九泉之島(1) (九泉之島 (1))

九泉之島(1) (九泉之島 (1))

  • 作者: 東田 裕介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/06/07
  • メディア: コミック




good!アフタヌーン連載作品 著/東田裕介

伝奇伝記サスペンス?かな

冒頭 舞台となる島にて牛の頭の帽子を被った女に島民の男が殺されるシーンから始まり その殺害も島では同じように行われているのか助けを求める男にほかの島民は見ぬふりをしている

主人公 立花勇磨は東京から生まれ故郷の三頭島(みかしらじま)に帰郷
その理由は母の死後、葬儀で伝えられた本家の鵺哭(ぬえなぎ)の頭首の引継ぎに対しての返答のため

従姉の美春に出迎えられ、本家宅からは双子の紫居、緋居の案内の元 祖母の現頭首より鵺哭を告ぐことを迫られるも勇磨はあらかじめ決めていたとおり遺産相続を拒否すると伝える。

祖母は無理を言ったことを詫び、夏休み中はゆっくりするように伝えて紫居と緋居を従えて席を立つがなにやら腹積もりがある様子。

その後 本家の建物で迷った勇磨は冒頭で登場した女が被っていた牛の頭と身に着けていた布が飾られていた部屋に迷い込む。
紫居と緋居によると頭首も触れられない神像とのことだが勇磨たちが部屋を去った後 神像が飾られた壁の後ろから何者かが現れる

一夜明けた翌日 祖母が急死(首を切られたようにも見えるが他殺か病死かは作中では語られていない)、望まぬままに38代鵺哭頭首として女達に傅かれることとなる勇磨

通夜に際し神社の日古澤家を紹介され、普通の通夜を終えた後に儀式としての通夜として洞窟で一晩を過ごす

そこに美春が夜食を持ってくるが牛の頭を被った半裸の女に連れ去られてしまう。
行方を捜す勇磨だが洞窟内でさらわれたこと以外に手がかりがなく、煮詰まっていたところに接触してきたのは本土からやってきたフリーライター澄月弦一郎

過去に三頭島の儀式を調査した資料により興味をもって乗り込んできた澄月を協力者とした勇磨は更に澄月とすでに協力関係にあった神社の長男 菊臣に引き合わされ島の儀式と謎について意見を交わす

そのときに過去の頭首はすべて女性だったことと島の実権は女性が握ってること、そのため儀式の内容は男では知りえないことがわかる

儀式が恙無く終わるまでの人質として攫われたとするなら そもそもその儀式とは何なのか?
神社の巫女(菊臣の母)から儀式:神喰についての詳細情報を聞き出すことにした勇磨は巫女より写本?を渡される

一方 菊臣と澄月は仮面を被った島の男衆に囲まれるが菊臣は杖を使った破術で仮面を壊して退ける しかしその後 一人になった菊臣の前に現れたのは牛の頭を被った女

勇磨が呼び出されて向かった先には殺されて逆さにつるされた菊臣だった


というところまで この続きが同時に発売しているgood!アフタヌーン掲載分となっている そこで神喰が文字通りの意味の儀式であることが判明してる


伝奇もので鵺哭家に伝わる謎かと思いきや、神喰について神社の巫女が「我々の儀式」といっていたり、島では女性上位であり男衆との対立?があるような感じも・ 頭首だからなのかそれとも何が意味があるのか島の女達が勇磨に媚びてきたりとか序盤なんでまだまだ謎だらけです
そもそもタイトルの九泉がなんなのか不明ですしね ひょっとすると島の名前の三頭ってのもなにか意味がつけられているのかも知れませんし

巻末に島の中学生 勇磨がどう考えても中学生ではない女性キャラたちと同級生として絡む パンチラおまけ漫画あり

てっきり高校生かと思ってたら10年ぶりに島に来て最後に来たのが4歳だったってことから主人公は14歳・・・
見えないなあ


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