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新デビルマン [し]


新・デビルマン(完全復刻版) (KCデラックス)

新・デビルマン(完全復刻版) (KCデラックス)

  • 作者: 永井 豪
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/05
  • メディア: コミック




著/永井豪

単巻のデビルマンのコミック たぶんデビルマンが完結した後で描かれたものだと思う
私は元のデビルマンよりも先にこっちを読んだので最初話がわからずに混乱した

デビルマンは最初にアニメでを知って原作だろうと思ってこれを読んだら飛鳥了?誰?ってな感じ 
その後やっと元のコミックを読んでこのコミックがどのあたりことだったのかと、ラストシーンがどういうことだったのかが理解できた 


元の原作コミックのデビルマンの中でデーモンとの合体が出来ず人間のままで(正体は記憶を封じたサタンなのでデビルマンになれないわけだが) 相棒の不動明とデーモンハンターをしていた頃を舞台にしたエピソード集

現代のデーモンが時を渡って人類の歴史にも干渉しており、それらを追って飛鳥了と不動明も過去に飛ぶ

第七騎兵隊事件ではインディアンを虐殺した白人側に取り憑いたデーモン、
気弱な画家でしかなかったアドルフがユダヤ人を憎む原因をなった事件の裏にいたデーモン、
不動明と合体したデーモン アモンと恋仲だったサモトラケのニケ(天使型のデーモン)を了が殺し、
戦争を長引かせるために戦場へ向かうジャンヌダルクを裁判にかけて殺そうとしていたデーモンを退治していく

時代を渡る時に裸の明と了が抱き合ってる描写があるのだがこれを読んだときはまだホモなんて言葉をしらない純朴な子供だったな

ラストシーンは現代のデビルマンとデーモンの最終戦争時?
不動明の姿でアタッシュケースを開き、中から出てきたのは牧村美樹の首
涙を流して土に埋めたあと傍らに来たのは飛鳥了

既に袂を分かち、決戦を前にした?2人は声を掛けることもなく、不動明は歩き去っていくシーンで終わりとなっていた



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