うわこい [う]
著/糸杉柾宏 月刊ヤングキング連載作品
作者の前作「あきそら」を話題作ってことで読んでみたら単に近親相姦エロマンガやんって思って以後 読んでなかった
そのため うるし原智志氏のピンナップと愛気を目当てに読んでる月刊ヤングキングで本作が始まった時 あきそらと同じ作者って気付かなかったんだが性描写が多い作品なんであれ?と思ったら同じ人
でまあそのまま雑誌で読んではいたんだけれど「あきそら」を読んだときに思ったほど悪くはない
青年誌ってことで性描写が少年誌よりも多くても問題はないのと恋愛もので深く描写しようとすると性描写も必要だとは思うし (それでもあきそらよりは性描写はおとなしいと思う)
でもまあ 今のところは深い恋愛モノってよりは流されるままに関係を持って女の間をふらふらしてる鬱系シナリオのエロゲみたいな・
主人公は過去自分の火遊びで家を全焼させた環 雪輝(たまき ゆきてる)
預けられてからそのまま居座っている桐嶋ユノとは積極的なユノの行動もあって校内公認カップル
ユキテルはキスをしてきた上に「あなた 最低ね」といって帰った早乙女レナに惹かれ、ユノを傷つける覚悟があるのかと問われるが そのままそのまま関係を持ってしまう
関係をもったあとレナから「どうする?と」問われたユキテルはユノに自分で・・・というが 体に残るレナの匂いに不安になるユノに嘘をついた上に、ユノに言うべき別れの言葉も出せないまま休日にデート
いつも通り仲良く登校したユキテルとユノ その様子をみたレナはユキテルに「火傷しないといいわね」と忠告
放課後 誰もいないプールに呼び出されたユキテルはレナから選択を迫られるが ユキテルは明確な返事をしないままレナの誘いのまま体を重ねる
事後にレナから言われたのは「ユノと恋人同士、レナとは浮気関係の都合のいい関係」という火遊びに付き合うということ、 その関係でいいのかと問うユキテルを更にレナは追いつめる
その後3人で遊びに行った遊園地にてレナのユキテルの関係は明かされないものの、レナがユキテルを頂戴と言ったことから(冗談とは付け加えたが)ユノの友人関係は壊れかける
ユキテルは教室内でユノにキスをしてユノへの愛情を見せてレナとの友人関係の修復を勧めるがその一方で更衣室でレナとの情事を重ねていた
今のところ なぜ早乙女レナがユキテルに惚れたのかが明らかになっていないが物語がまとめに入るときには明かされるんだろうか?
幼少の頃からの付き合いで明るい性格でベタ惚れのユノとのプラトニックな関係と、何を考えているのかわからないミステリアスなレナと肉欲に溺れてる関係の間を傷つけたくないという言い訳でふらふらしてる主人公が草食系に見えてなかなか凶悪
あきそらで既に有名だったせいか 本作は専門店で特典が付けられてたみたい
コメント 0