人魚の森 [に]
著/高橋留美子
最初にるーみっくわーるどすぺしゃるとして単行本化けるされたもの
Wiki:人魚シリーズ
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この本のあと夢の終わりが週刊サンデーに掲載されて 刊行されてからまた続編が掲載されるならまとめて収録してくれと思ったもんだ
今は人魚の傷、夜叉の瞳と刊行されてタイトルは違うがシリーズは3巻で完結している
夜叉の瞳に収録されてる二作はまだ読んだことがない
本作は読み切り 人魚は笑わない、闘魚の里、人魚の森の3編が収録されており 確か三つとも発表時は読み切りで前後編だったと思う
人魚の森とかは週刊サンデーで発表された時は巻頭の4色カラーだった
人魚の肉を食べて不老不死となったが老衰で死ぬことを望み、その方法を探して旅を続ける湧太と人魚が暮らす里で人魚が若返るための餌として不老不死になるために育てられていた真魚との出会いが描かれたのが 人魚は笑わない
時代をさかのぼり 戦国時代の海を舞台に人魚の肉を探す鱗と不老不死の身で旅を続ける湧太との出会いを描いたもの
本作で人魚の肉を食べても全員が不老不死になるわけでもなく 強い薬は毒にもなるように合わない人間は死んだり不老不死になりそこなって化け物となることが分かる
初めて読んだ時 鱗に送ってもらいながら船で里をあとにするシーンで 不老不死の自分は「暮らせない、生きるだけ」と洩らし、つかの間 暮らす夢を見たという湧太に対し その夢の中に鱗はいた?と聞いて自分も同じ夢をみたといって抱きつくシーンは切なかった
人魚の森では人魚は笑わないのあと真魚と2人で旅をする中 人魚の肉を伝える家で起きた過去の事件とそれに繋がる今と復讐を描いたもの
戦前にある双子の姉妹の姉が病にかかり 父親から教えられた人魚の血を妹から食べさせられたことで不完全ななりそこない(右腕が異形に、白髪になり 見た目だけが不老で不死ではない)となってしまう
姉は父により座敷牢に監禁され見た目老いることもなく、妹は年を取り子供を産み戦争で失ってから姉を牢から出す しかし姉は妹が父から人魚の血は毒と聞かされていたことを知りその復讐で人魚の肉を食べさせることを考える
結果 秘伝とされていた人魚の肉を発見し、妹に老人のまま不老不死となるよう食べることを強要するがその場で心臓麻痺で死亡 湧太に頼み屋敷ごと炎に包まれて終わる
高橋留美子作品 らんま1/2以後読んでないな 犬夜叉も最初しか読んでないし
久しぶりにるーみっくわーるど読み返してみようかな
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