プラレス3四郎 7 [ふ]
学校の屋上にて、改めてならし運転と調整を兼ねて同じ新機体のリキオーⅡとのスパーリングをしようとしていた中 正体不明のプラレスラーが現れる
成田と3四郎をプラレスラーで誘い出したのは佐古田兄妹
巨大ジオラマを使ってプラレスを一歩発展させた競技への参加を呼び掛けてくる
古代ローマのジオラマを舞台に佐古田のプラレスラー:カールによるやり投げ、戦車を見学
それにプラレスを加えた3種競技の総合得点を競うのがプランピアと説明を受け3四郎と成田はエキシビジャンマッチへの参加を決める
古代ローマをテーマにした舞台なのでプラスーツをそれらしく新調、戦車競技に使う戦車の作成を経て一か月後
佐古田邸に集合したモデラー達がエキシビジョンマッチを開催しようとしたとき 破壊専門のストリートファイト派・クラッシュモデラーズの3人が乱入
それどころか一般モデラーの大勢までが現れ 参加希望者が一気に増えてしまう
佐古田邸のジオラマではさばききれない参加者数にプラレス協会へスクエアガーデンの使用を嘆願しにいくも理事を怒らせてプランピア参加者は除名処分するを言われてしまう
そのことをプランピア参加希望者に伝えると尻込む一同
3四郎は迫水博士から研究所予定地を会場として借りる許可を得て一同を案内
JPWA除名に対して躊躇せずにプラレス発展のためにプランピア開催に走る3四郎に対しモデラー達も共感
まずはモデラー達で古代ローマジオラマの作成に取り掛かる
凝り性のモデラー達が妥協を許さず作成している中、JPWAからの刺客が正体を隠して参加
エキシビジョンマッチのはずが大規模開催となったことに礼をのべる佐古田が開会を宣言しプランピア第一競技:戦車レースが始まる
佐古田がクラッシュモデラーズの魔人ゴールを下し、3四郎はクラッシュモデラーズの邪神グールをレース開始
破壊一辺倒のクラッシュモデラーズがガレージプラレス出身であることから御前との関係を勘ぐる成田
レースは破壊機能に重点を置いたグールの戦車:スカラベのせいで大荒れの展開となる
佐古田兄妹が3四郎に対して「所詮日本エリアだけの~」と会話していたがその出身などは明かされてないまま物語は終了してしまった
あまりの無法に柔王丸はスカラベに挑みこれを破壊 襲ってきたグールも返り討ちに
プランピアはやり投げはほとんどの参加者がリタイアもなしにこなしたが、レースはルール上の妨害はOKということもあり2/3がリタイアでそのほとんどがクラッシュという結果
午後から行われたプラレスでぶつかる魔人ゴールとカール
ゴールの外套の下から現れたのは全身に仕込まれた凶器
破壊用の凶器でなく分解用の凶器を駆使しカールは解体されてしまう
その様子をみた3四郎は破壊用でなく解体用のチューンマシンに後ろ向きになるが今日子、成田、リキオーの発破によりリニアモーターシステムを使った技で凶器を吹き飛ばす
相手もそれを考慮してセラミック素材の凶器を繰り出すが 凶器が装備されていない下半身への攻撃で戦う
しかし凶器が無くてもゴールは強く、1R終了後にプラパーツを交換して現れた正体はウラカンF(ファイナル)
ルダ・大貫がクラッシュモデラーズが持つプラレスラーは御前達の軍需産業組織がデータ収集用に配られたファイティングドールであると告げる
高レベルのファイトを野試合で繰り広げる様に興奮する観客達
クラッシュでなくクリーンなフォール勝ちで勝利を収めた3四郎に対しクラッシュモデラーズは今度は自分のプラレスラーでの再戦を告げて去っていく
プランピアを続行しようとするモデラー達にJPWA理事は再度忠告するが 折れない3四郎
その様子にプランピアに交じっていたブラックナイトとそのオーナーの変な外人は正体を明かす
ブラックナイトの正体は現WPWA世界チャンプのジークフリート、そのオーナーは世界プラレス協会会長フリッツ・カイゼル、会長は3四郎たちに忠告するが盛り上がった気持ちは抑えられずプランピアのプラレス競技の再開に走り出す
その様子を迫水博士と共に見送る会長は世界選手権への日本の参加を認め、迫水博士は3四郎の父親の意思が次代に繋がっていることを思う
プランピアのプラレス決勝戦へモデラー達が走っていくところで〆
あとがきでリキオーのプランピア仕様の全身絵と戦車が紹介されていた
その他 身長ギャップが埋まらなかった事に対する今日子の不満や神矢氏のルダびいき?が明かされていた そのせいか表紙も桜姫よりジョロナの方が大きいね
で6巻でペドロと口論した少女は3四郎の父親に義足を作ってもらうはずだったことは明かされてますが結局・・・?という感じ
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