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プラレス3四郎 3 [ふ]

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第二回プラレス日本選手権の続き

会場の各コーナーでレベルを上げたモデラー達による好ファイトが続く中、別の意味で盛り上げていた桜姫VSタコボーイはタコボーイがレフリーに墨を吐きかけ退場を食らって試合終了

次のカードはプラレス初出場の成田とリキオー
柔王丸と同じジュニアヘビー級のリキオーは相手のヘビー級のプラレスラー相手にパワーで押されるも冷静な試合運びで勝利を収める

次にコールされたのは黒崎玄剛と3四郎

一回戦カードから因縁の対決となり、会場はどよめくが3四郎は会場入りすらしていないため失格とされそうになる寸前で現れた3四郎とニュー柔王丸

黒崎玄剛のマッドハリケーンを上回るサイズのミステリアスΣとの対戦が開始され前回優勝を争った2人に他モデラーの注目が集まる

リングで格闘ができるぎりぎりのサイズゆえのパワーとハリケーンになかった大容量ホバーによる加速の猛攻を仕掛けるΣ
しかし柔王丸の新搭載システム:リニアモーターにより、相手のプラレスラーの駆動系モーターに反発するためいくらハリケーンに比べてΣが素早さを増しても柔王丸を捕えられない

一方の柔王丸は面白いように柔術の投げ技を次々に決める
自重を軽くしてバッテリーの消耗を少なくするために装甲をジェラルミンにしていたΣは外的衝撃に弱いジェラルミンの性質により投げらる自重の衝撃で敗れる

それを見ていたライバルたちは柔王丸の秘密は新機能だけでなく、無理の無い人間に近い動きにあることを分析する

対戦を見て柔王丸の性能を計ったペドロは焦ることもなくエル・ウラカンの勝利を確信

エル・ウラカンの初戦はスパーク石松のキングカニカン

技らしい技でなく開始のゴングから上空へジャンプ 落下しての頭突きの一撃でおしまい

3四郎と成田は共に初日で2回戦を勝利  成田とリキオーは翌日にエル・ウラカンと衝突

メキシコのルチャ同様、空中殺法を使ったウラカンのKO劇を見ていた成田はその対策を念頭に置いて試合に臨むがウラカンのオペレータールダはそれを見通し、ローキックから攻撃に入り、徹底して足を責める

ロープで逃げたリキオーは延髄斬りを繰り出すもウラカンは2重マスクをしており、プラスチックマスクの下にメタルマスクを仕込んでいたためリキオーの踵は破壊
リングに落ちたリキオーを待ち構え空中殺法でダウンを奪う

ルダの慢心で最後の一撃を不発にした隙にリキオーは4の字固めを仕掛ける

オペレーションミスを指摘するペドロはルダに対策を取るよう指示 空中殺法主体のテクニシャンのユイツリポチトリモードからパワーファイトのテスカトリポカモードに変更

力でリキオーをひきはがした上にリキオーを持って振り回す姿をみて「ウラカンの本性はパワーファイト?」と叫ぶ3四郎のシーンで5巻終了






大会登場のモブキャラのスパーク石松とかプラキット竜たちはこれからもちょこっと登場してきます
石松に関しては続編のヴァンでも研究者として会社に勤めているのが出てきました

巻末にニュー柔王丸の前後姿のの設定画あり
リングへセットアップ後に柔王丸の顔が人間のような表情で描かれているのは3四郎にそう見えているだけで興味がない人は単に無機質なプラモにしか見えませんとあります


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振り回されてコーナーにぶつけられ、更にストンピングの猛攻で腕がもげたリキオー
これ以上破壊される前にギブアップした成田だがウラカンの暴走は止まらない

レフリーがストッピングサーキット(強制停止回路)を作動させるも暴走状態のウラカンは停止せず、レフリーロボットも破壊

ウラカンの暴走を止めるために乱入した柔王丸だがコミッショナーに制止され、暴走したウラカンにペナルティを貸すことでその場は収まる

そのほかのモデラーを下し、決勝戦で戦うウラカンと柔王丸

テスカトリポカモードを最初から起動させても華麗な空中殺法を繰り出すウラカンに押される柔王丸、更に突然のパワー殺法の切り替えにより捕まり猛攻から胸部プラスーツを破壊されるがリニアモーターレッグを作動させてウラカンの猛攻を反発力で切り抜ける

ここで1Rが終了して破壊された胸部の修理に取り掛かろうとするも、ウラカンはまたも強制停止回路を受け付けない暴走状態

無法を止めるために桜姫とタコボーイが駆けつける

タコは蹴りの一撃で破壊されるが、桜姫のオーナー(オペレーター)の今日子は柔術師範代のため、柔術の技で挑むが繰り出す技はすべてウラカンの柔軟性により回避で糠に釘

今日子とルダの言い争いもあり、ウラカンは桜姫にフィニッシュ技のピラミッドクラッシュを繰り出し破壊

応急処置をした柔王丸がリングに戻るがインターフェースの回復は20%
回路が切れる前の決着に挑む3四郎

その試合を見ていた3四郎の父のかつての弟子は3四郎と柔王丸の力は認めつつ、ウラカンの性能には及ばないと判断

これまでの強敵は黒崎などスーパーヘビー級のパワータイプだったこともあり、テクニシャンタイプとの経験が浅い柔王丸はまたもウラカンの変則殺法に捕まりピラミッドクラッシュへ持っていかれる

ホバーの力で体制を入れかえピラミッドクラッシュを破り、首が弱点であることを見破る3四郎

ルダは柔王丸のファイティングプログラムを模倣した技からウラカンのエアノズルを全開使用してピラミッドクラッシュを行い柔王丸はマットに沈む

しかしマットへのクラッシュの瞬間 柔王丸が膝を立ててウラカンの後頭部に向けていたことでピラミッドクラッシュの衝撃はウラカンも首に集中、頭部が破損して相討ち

ルダのオペーレーション内容で勝負に負けたことを諭すペドロに対し、分かっていながらそれを許したことに抗議する3四郎 

更に科学の進歩について戦争による兵器開発によりもたらされるというペドロに対して3四郎は再戦を申し入れる

その後 学校の校門にいる今日子にラジコンヘリが迫るところで終わり


キャラクターこぼれ話が巻末にあり
それによると成田はこの漫画はアクの強いブ男に占領されているので美男子の描き方を忘れてしまうということでつい外観 内面ともにイイ男に描いてしまったらしい



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