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シャングラッド神紀 [し]


シャングラッド神紀 (チャンピオンREDコミックス)

シャングラッド神紀 (チャンピオンREDコミックス)

  • 作者: 祭丘 ヒデユキ
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: コミック




月刊チャンピオンRED連載作品  全5話の単巻 著/祭丘ヒデユキ


200年前に降り立った神による人々の統治が行われている神治国家群を舞台に 神殺しを行う2人組の神敵(テロリスト)を主人公にしたコミック

ストーリー物ではあるけれどキャラクターたちは軽い

降り立った神はヒンドゥー教をモチーフにしているがヒンドゥーの神々の国家群 ヒ連に対して仏教をモチーフにした神が治める神治国家分 ブ連も登場する

杖の先に生首がついた外観でその状態で生きているシャンカラ(シヴァ) とその相棒ウマーが旅をしながら神を殺してまわる

人間と首だけの神では神に挑むことはできないが「無理神中」としてシャンカラとウマーが融合することで神と戦えるようになる

各々神は司る摂理(能力)があり  元々シャンカラは生命を摂理としていたためウマーとの融合という力技ができる

道中 過去シヴァの親友だったカルケッティーヤ6姉妹を仲間にしたり 帝釈天(元はヒ連のインドラ)からブ連へ誘われる話などがあり 
最後はヴィシュヌからの神敵討伐隊が仕掛けたシャンカラの身体(現地人間との間にできた子供を身ごもっている状態)を人質に神殺しのテロリスト活動をやめるように交渉してくるもこれをニセモノの身体を使った罠と見破り討伐隊を撃破  
無神論世界を作るためにこれからも戦うって感じで打ち切りっぽい終わり方だった

でも元々は読み切り一話で終わる予定だったようであとがきでここまで書かせてもらってありがとうとあり


ウマーは元々シャンカラの神治国家カイラーサの人間 
シャンカラは人が満ちた世界にやってきた自分たちが生きているためにニッチとして神となったが現地人と混血することで同化しようとしておりその思想を危険視したヴィシュヌにより国ごと皆殺しにされた
そのあたりはあまり詳しくは語られてはいない

ヒンドゥー神話に興味があればなかなか面白い感じの神のキャスティングや設定

なんか体の描き方とかが・・・って思ってたらこの作者は別名でアダルト作品の方で活躍している人らしい

目が大きすぎたり 鼻がとんがりすぎたりとクセがある作画で嫌う人がいるだろうけど個人的には好きだった 単巻で終わらずに続いて欲しかった







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