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セレスティアルクローズ [せ]


セレスティアルクローズ(1) (シリウスコミックス)

セレスティアルクローズ(1) (シリウスコミックス)

  • 作者: 塩野 干支郎次
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/11/09
  • メディア: コミック



著/塩野干支郎次  月刊シリウス連載作品  既刊4巻既読 本誌でも読んでる

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日本の地方都市を舞台に北欧神話を題材にした作品

なぜ北欧神話の信仰がない日本の地方都市にヴァルキュリアを始めとして北欧神話の神族がでてくることになかよぉわからんがそういう設定ということで

基本シリアスではあるが同じ作者のユベルブラットほどダークで重くはなく、キャラクター同士の掛け合いは軽いシーンもある


主人公は母を失い、親戚を頼って故郷の汪宿(おうすく)市に帰ってきた神渡優(みわたり ゆう)

帰郷するなり見知らぬ少女:ラーズグリーズに声をかけられるが「しょぼい」といわれてその場は分かれる

町の異変で大人たちの会議などが行われる中、いとこの縞子に迎えられ清汪流(きようる)神社の社務所に住むことにとなる

転入先の弓道部の面々と山に化け物退治に出かけるが本当にいた化け物と遭遇
跳ね飛ばされた優は義眼を落とすもそのおかげで化け物に矢を射る
(事故により失った目がなぜ義眼を外すと的中が上がるのかなどは今のところ明かされていない)

その直後 町で出会ったラーズグリーズが現れ優がヴァリキュリアの光の衣に選ばれたことを告げラーズクリースの外装及び武器:弓となる

化け物を弓で退治したあと事情を知る?大人たちに口外を止めらた優は帰宅するが そこにはラーズグリーズが親戚の子:早乙女理沙として帰りを待っていた

そのあと化け物は捜索願がでている人間であったことや裏で新たな「騎士の志願者」をネットで誘う人物が暗躍


汪宿の伝説に  人間を虐げたダイダラボッチが天汪宿尊(おそらくはオージン)とその軍勢(ヴァルキュリア?)により退治され、助けた代わりに神が困ったときには力を捧げること、またそのために腕を磨いておくようにとあり


学校行事で春登山をすることになった面々 
優とクラスメート蔵しめーチ 神林は習わしとして山頂での弓引き役をすることに
山頂で見下ろすと義眼の痛みとともに儀式の失敗で「騎士」になれなかった霧のような巨人が生徒たちを窺う 優は義眼を取って弓で応戦するが異変を察知してやってきたラーズグリーズがあっけなく退治

その一方で神達の事情が語られる
ラグナロクとして決まっている運命に謀があると巫女に告げられたこと、人間の中にその鍵となるものがおり破滅の因子と読んでヴァルキュリアが捜索、確保に動いていた

山を降りた優たちだが直後に山中の環状列石での儀式により新たな騎士が生まれる

優を鎧としてラーズグリーズが挑むもはじき落とされ 落ちたところは儀式が行われていたストーンサークル そこにいたのは行方不明になっていた優の兄:慎一郎

慎一郎は「オージンの眷族に加担するなら敵になる」と告げる


人間二人が1体になった騎士に対して別のバルキュリア:アルヴィトが鎧を装備して現れ1対2の戦いとなる

他のヴァルキュリアがサークルにいた騎士の志願者を募っていたアメリーに接触

オージンとそれを祭る神社と町を破壊することが目的と知らされる


ラーズグリーズとアルヴィトによって死にゆく二人の騎士の志願者だがアース神族に負けられないメアリーが融合  
鎧を解いたヴァルキリーに迫るがオージンが現れ槍で瞬殺


慎一郎は事の次第をティルナログの女王ニアヴに報告 

死んだ2人の騎士志願者の人間は戦死者として魂はヴァルホルに運ばれ、フレイヤの館にぬいぐるみもモチーフにした騎士の姿のままつれられていたりする


山での騎士とヴァルキュリアの戦いに巻き込まれ入院して神の残滓の研究目的?で隔離されていた優の友人:神戸智樹を解放



教会のポルターガイスト(犯人はテレステリアルクローズに登場したドヴェルグ族のおっさんたち)の対処で汪宿市にやってきたエクソシスト:銀蓮寺マリア

悪魔祓いの腕前をみた教会の神父はマリアの前任:黒木を襲った狼の形をした存在の退治も頼まれる

ところがその封印を解いたのが黒木神父への妬心から教会神父が封印を壊したことが判明

狼の怪物は優とマリアにより退けられるが駆けつけたラーズグリーズ対してマリアは悪魔と警戒する


逃げ出した狼の怪物は教会神父を食おうと追いかける ラーズグリーズとアルヴィトの二人で狼の怪物に弓とデスサイズで挑むも決め手に欠け とどめを刺したのは天使姿のマリア

マリアの正体は人間ではなく地上に使わされた処女宮の能天使ハマリエルと明かされ、
回想回にてエクソシストの神父に下された神託で天使を使われたこと、神父によりその天使としてマリアが見出されたこと、東京での優とマリアの出会いと事件が語られる


汪宿山間に封じられた6体の狼のうち 残りの5体の封印もアース神族と敵対するティル・ナ・ログ陣営に解放される
汪宿四社の飛鳥戸神社、方雲神社、清汪流神社、五笛尻神社は異変を察知して一般人の目に触れないよう結界をはり 人を食おうとする狼の怪物は難なく倒していく
しかし最後の一匹さえ残っていればと嘯くティル・ナ・ログ協力者の意図は?

ってところで4巻終了


大筋はオージン(オーディン)たちアース神族とそれに敵対するティル・ナ・ログ陣営がオージンを神として奉る汪宿市を潰そうとしており、大昔 オージンに助けられた変わりに汪宿の古い人間はヴァルキュリアの鎧として使われるという設定

今のところ主人公:優の義眼をはずした眼窩の光?やなぜ義眼をはずすと能力があがるのかは不明 後なぜ母親と東京で暮らすことになったのか親戚たちと疎遠なのはなぜなのかは明かされていない

オージンは汪宿市をプラプラしてるがそれならヴァルキュリアに任せてないで働けよと・

合間にキャラクターがあるのと各巻末にテレステリアルクローズが一話収録されている

こんなんシリウスにあったかな?ともったら別の雑誌に掲載されたものらしい

同じ汪宿を舞台にヴァルキュリア:アルヴィト(早乙女 智)とその鎧となった学習塾職員(のちに小学校教師に復職)四ノ宮正隆のサイドストーリー

四ノ宮は鎖鎌の古武術を伝承しており鎧になるとデスサイズが武器となる 

3巻はゲイルスケグル、4巻はヘルヴォル・アルヴィトの話となってるが
4巻収録分は一話で終わらず次に続いてます


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