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バジリスク 甲賀忍法帖 [は]


バジリスク~甲賀忍法帖~(1) (アッパーズKC (197))

バジリスク~甲賀忍法帖~(1) (アッパーズKC (197))

  • 作者: せがわ まさき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/05/02
  • メディア: コミック



原作 山田風太郎/ 画 せがわ まさき  ヤングマガジンアッパーズ連載作品
全5巻 既読  今は文庫版もあり

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せがわ氏といえばヤングマガジンアッパーズにて連載していた鬼切十蔵で初めて知った方なのだが どうやら氏の初作はその十蔵だったらしい

本作はヤングマガジンにて連載されたものだが前作とどうよう「和服のキャラクター」・・というか「時代劇」は氏の作風によくあってると思う 

 (氏の現代を舞台にした作品はバジリスクの頃に読んだことなかったが のちに山風伝で昭和を舞台にしたものや 読みきりでキューティーハニーとえん魔くんが邂逅する話はみた)

山田風太郎の原作の魅力を作画することにより十二分に活かしていると思う

ストーリーは将軍家の3代目跡継ぎを決めるのに 忍術勝負で行うことになり 甲賀卍谷衆10人と伊賀鍔隠衆10人との忍術合戦が主題 単に争うのではなく甲賀卍谷衆の時期頭領 と伊賀鍔隠衆頭領の孫 朧が恋仲であることもストーリーに影響してくる

厚めとはいえ5巻の巻数なので読み進めると一気に読んでしまうことになる秀作 
10人同士の戦いが少年漫画のようにだらだら続かないことも関係しているが出てくるキャラクターをなんでもかんでも掘り下げる必要はないと思うし

このコミック版を基にしてアニメ版も製作されたがコミック版のキャラクターがそのまま動くようなGONZOの制作力には驚いた 最近のアニメは乱発してイメージがあったけど作画は昔のOVA並のやつもあるね


そういえば古本屋で甲賀忍法帖の別のコミカライズを見たことがある
本作がいかにも時代劇の作画なのに対してなんというかパンク調?とでいったらいいのか目がちかちかする感じの作画だったな 甲賀の地虫が見た目ミイラ男みたいだったり
でも変わってるのはキャラクターだけでセリフや展開はバジリスクと大差なかったように思う あれって完結まで続いていたのかな


山田風太郎といえば私は夏になるとドライブで山陰方面に出かけるが確か途中に山田風太郎記念館をみかけるのだが入ったことがないな

バジリスク~甲賀忍法帖~(1) (アッパーズKC (197))
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