Gods [こ]
Gods
著/中津賢也 ヤングキング連載だったかな 奥付には初出の掲載誌名は書いていなかった
2巻作家と呼ばれている中津賢也氏だがこれは2巻にすら届かず1巻で終わり
プロローグ、エピローグも含めて8話収録
最終話エピローグの扉絵に登場するはずだった?ほかの七福神のキャラが顔がベタ消しのままで書かれているページがあったので打ちきりだったんだろうね
因みに未登場の他の4人は男子校生2人と女子校生1人、じい様1人が描かれていた
悪運を振りまく「神」 あまのじゃくと それに対する存在として「幸運」の神である七福神たちが主人公
電車内で痴漢されていた羽柴音美を助けたのは転校先の高校生でクラスメートとなる沙門平八郎
これまでの音美の凶運に対して忠告する沙門だが音美は取り合わない
転校先の高校でも柔道を続けようとする音美に場所を併用する空手部部員に襲われそうになった音美を助けたのはまたも沙門 部員と音美の腰に張り付いた小鬼の姿をした不運を払い 自分は「福の神」と告げる
毘沙門天の三叉戟を振りまわし 学校関係者に取りついた不運を払うが 人間大の不運に遭遇し打たず件で音美は弁天として覚醒(腰に取りついていた不運に記憶と力を封印していた)、更に半覚醒状態の恵比寿 野村東夷も同じ高校に転校してくる
不運の元締め 天の邪鬼が東夷を狙って侵入 力を出せない東夷をのして音美は連れ去られる
天の邪鬼にレイプされそうになるが 音美が自らの幸運をメッセンジャーとして沙門を呼びに行き他の2人と違って覚醒状態の沙門は天の邪鬼を退ける
音美を救えず消沈する東夷に恵比寿の本領は笑ってこそと助言し第二、第三の湾岸を防ぐのは自分たちと告げて終わる
幸運 不運のどちらが増しても末世となるため 不幸が増えてきた今の時代にバランスを取るため福の神が人として生まれたと作中で説明されていた
不運を払うときは沙門は右手の甲に毘沙門の毘、音美は胸に弁天の弁、東夷は左腕に恵比寿の恵の印が浮かぶ
巻末に作者の恐怖体験のおまけ漫画あり
せめて7人全員が揃うまではやってほしかったところ でも不運側の天の邪鬼は沙門一人に押されていたけど他に6人も福の神がいるのにあの程度でよかったのかな
桃色サバス 全12巻完結(ヒットコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者: 中津 賢也
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- メディア: コミック
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